Works 更新ブログ 松田真理(まつだしんり) Since 2006

制作に携わった記事の一部をご紹介しています (その他、エンタメ雑記など)

【フジロック】フジロック '08 My Bloody Valentine

箇条書きで振り返ります。

マイブラは「ライブバンド」ではないと思っていたが、そんなことはない。

想像以上に演奏が安定していていた。音響のバランスもよかった。

・ギターのビリンダさんが美しい。Tシャツ、ミニスカ、ブーツで、

年齢を感じない。轟音をかき鳴らしながら微笑む姿は、まさに女神のよう。

・ケビンが痩せている。プライマル・スクリーム時の姿とは大違い。

・後奏が長めにアレンジしてある曲が多く、背景の映像を合わせて

ボッーとトリップしてきます。To Here Knows When、SOONなど。

・音源だとケビンが歌っているものでも、

ビリンダさんをメインボーカルにしているものが多かった気がします。

.轟音の演奏中、もしくはビリンダさんが歌っている時の、

ケビンの強いまなざしが忘れられない。かなり険しい顔している。素敵。

・ビリンダ用、ケビン用のギターがそれぞれ10本ずつ。計20本あまり。

ケビンの背中には多くのアンプが。。。輸送費がたいへんそうです。

・特に盛り上がったのは、SOON。

イントロが鳴った瞬間、地鳴りのような歓声。

・そしてなんと言っても、You Made Me Realise。

20分の以上の轟音を体験してきました。

ステージ前方のモッシュピットにいたのですが、あれは凄かった。

地鳴りと轟音が、苗場の野外、夜空に響き渡って、

観衆が奇声を上げ、耳を防いでいる。

耳栓も用意しておいたけど、もったいないので

耳がおかしくなるのを覚悟でずっと浴びてました。イカしてます。

轟音後の曲の最後の部分、盛り上がりはもうカオスです。

【総括】

短い夢を見ているようでした。リアリティがなさすぎて不思議な感覚。

とにかくすばらしい。思い入れが強い人は号泣もののライブ。

これでまた、「LOVELESS」の解釈が変わると思います。