Works 更新ブログ 松田真理(まつだしんり) Since 2006

制作に携わった記事の一部をご紹介しています (その他、エンタメ雑記など)

【ライブ・CD】MUSEの新曲、ロンドン五輪の公式ソングに

  

「何だこりゃ! 責任者出てこい!」

と叫びたくなった。いや、おったまげのひっくり返り状態。

そんな、とんでもない新曲がリリースされました。

MUSEの新曲「SURVIVAL」。

何と、ロンドン五輪のメインテーマソングです。

〈参照〉

ロンドン五輪のメーン公式ソング、ミューズの「サバイバル」に決定

オリンピックのテーマ曲といえば、

ゆずの「栄光の架橋」が思い浮かびます。

もしくは、日出郎の「燃えろバルセロナ」かな。

…いやいや、日出郎は思いっきり冗談としても(笑)、

普通は「栄光の架橋」のように壮大な感動作品を想像します。

しかし、我らがマシュー・ベラミーは完全に斜め上を突き抜けて、

お空の彼方に飛んでいきそうな、オリンピックソングを作ったのです。

まずは「それっぽい」オーケストラから始まり、

曲の前半は「Queen 100%!」と言えるほどの、

非常に濃い、濃い、濃い、Queen色。

ピアノの旋律、フレディのようなコブシの歌い回し。

頭には「Killer Queen」「Bohemian Rhapsody」が真っ先に浮かびます。

そして中盤から、ぶったまげます。

ヘヴィロックのような重厚なギターリフが聴き手の心を煽り、

オペラ調のバックコーラスと相まって、非常事態な危機感を演出。

そして、クレイジーでヘヴィなギターとシャウトがずっと続きます。

呪いをかけられそう。ほんと、ずっと聴いてたら呪われそう。

特に、後半のイっちゃってるギターが凄い。

ライブで、マシュー・ベラミーがステージで暴れまくる姿が想像できます。

仮に、日本のオリンピックなら、

AKB48EXILEあたりが曲をリリースして終わり、でしょう…

これが英国の懐の広さか!

やっぱり、偉いぞ!(オリンピックの)責任者!!

マシュー・ベラミーは鬼才で変人だった。

オリンピックのテーマ曲で、誰もこんな発想は想像つかない。

早く9月リリースのニューアルバムが聴きたくなりました。

カッコ良すぎです。MUSEを超える者はMUSEしかいない。

心して聴きましょう。(聴いてるうちに馴染んできた)