【ライブ・CD】MUSEの新曲、ロンドン五輪の公式ソングに
「何だこりゃ! 責任者出てこい!」
と叫びたくなった。いや、おったまげのひっくり返り状態。
そんな、とんでもない新曲がリリースされました。
MUSEの新曲「SURVIVAL」。
何と、ロンドン五輪のメインテーマソングです。
〈参照〉
ロンドン五輪のメーン公式ソング、ミューズの「サバイバル」に決定
オリンピックのテーマ曲といえば、
ゆずの「栄光の架橋」が思い浮かびます。
もしくは、日出郎の「燃えろバルセロナ」かな。
…いやいや、日出郎は思いっきり冗談としても(笑)、
普通は「栄光の架橋」のように壮大な感動作品を想像します。
しかし、我らがマシュー・ベラミーは完全に斜め上を突き抜けて、
お空の彼方に飛んでいきそうな、オリンピックソングを作ったのです。
まずは「それっぽい」オーケストラから始まり、
曲の前半は「Queen 100%!」と言えるほどの、
非常に濃い、濃い、濃い、Queen色。
ピアノの旋律、フレディのようなコブシの歌い回し。
頭には「Killer Queen」「Bohemian Rhapsody」が真っ先に浮かびます。
そして中盤から、ぶったまげます。
ヘヴィロックのような重厚なギターリフが聴き手の心を煽り、
オペラ調のバックコーラスと相まって、非常事態な危機感を演出。
そして、クレイジーでヘヴィなギターとシャウトがずっと続きます。
呪いをかけられそう。ほんと、ずっと聴いてたら呪われそう。
特に、後半のイっちゃってるギターが凄い。
ライブで、マシュー・ベラミーがステージで暴れまくる姿が想像できます。
仮に、日本のオリンピックなら、
AKB48かEXILEあたりが曲をリリースして終わり、でしょう…
これが英国の懐の広さか!
やっぱり、偉いぞ!(オリンピックの)責任者!!
マシュー・ベラミーは鬼才で変人だった。
オリンピックのテーマ曲で、誰もこんな発想は想像つかない。
早く9月リリースのニューアルバムが聴きたくなりました。
心して聴きましょう。(聴いてるうちに馴染んできた)
↓