【フジロック】Museを見た！

7/25フジロック行ってきました。懸念していた台風12号も見事に外れて、それどころか、雨が1滴も降らない快晴で、湿度もなく心地よかったです。

目当てはもちろんMuse。彼らに一番衝撃を受けたアルバムは「Absolution」に変わりないのですが、それ以来のインパクトがあったのが、今回の新アルバム「Drones」。実際にライブを目にすると、定番曲がずらっと並ぶセットリストの中、「Psycho」「Handler」「Mercy」「Reapers」といった新曲のライブ感がすべて予想を上回る。特に「Absolution」時代のMuseを思い出させる「Handler」はダークでヘヴィでしたし、「Mercy」に至っては、Mステ効果もあるのでしょう、国内ライブで初見にも関わらず、待ってましたとばかりのマーシーマーシー全員大合唱。今後のアンセムになることは間違いなさそうです。さらに最後、大・大・大・大量の紙吹雪を浴びせられたのですが、モッシュピット周辺に散らばった紙吹雪の後始末だけが唯一の気がかり。

あと、「Citizen Erased」から「Apocalypse Please」への流れは、初期ファンにとって魂が震えるような展開。「Mercy」「Madness」「Starlight」という歌モノ路線もいいのですが、こういう壮大でドラマティックなロックもMuseならではの魅力の1つ。とにかく、マシューがキレッキレで、今までフジロックで見たMuseのライブ、いや単独も含めて、Museとしてベストライブの部類に入る最高のパフォーマンスでした。

最近よく言われるのが、Museは「（長いロックの歴史の中で）突然変異から生まれたバンド」という例え。Radioheadフォロワーと言われながらも、気づけば、誰も手出しできないレベルまで昇華してしまったのが、今のMuseかも。あと、ダークでヘヴィな曲がある一方、お茶目でどこか垢抜けないメンバー全員の二面性も未だに謎のまま。

セットリスト

1.Psycho

2.Supermassive Black Hole

3.The Handler

4.Plug In Baby

5.Dead Inside

6.Uprising

7.Interlude

8.Hysteria

9.Munich Jam

10.Citizen Erased

11.Apocalypse Please

12.Starlight

13.Time Is Running Out

14.Reapers

アンコール

15.Madness

16.Mercy

17.Knights Of Cydonia