【フジロック】フジロック '11 7/31(日)その1 ドロドロの泥
7/31(日)FUJI ROCK FESTIVAL '11@苗場スキー場
今年のフジロックは3日目に行ってきました。
相変わらず現実離れした空間です。まだまだ、夢見心地の途中。
特に、ケミカル・ブラザーズはここが夢なのか現実なのか――
頭が錯綜する気分で、意識がブッ飛びました。最高!
以下、チラ見含めて、観たアーティストの履歴。
RINGO DEATHSTARR
NO AGE
特に、FEEDER以降の流れがヤバいですね。
この流れで盛り上がらない訳がない。
■田んぼの世界
7/29(金)、7/30(土)と、北陸地方を襲った豪雨。
上越新幹線は動いていたものの、越後湯沢駅から石川県方面に行く列車は運休が続いています。現地は大丈夫かな~?という気持ちで会場に着くと、そこは一面、真っ茶色。
雨は小雨程度ですが、ドロドロドロの泥、泥、泥の世界です。例えるなら、水田。ペチャ、ペチャ、ペチャと歩いて、たまに、「ズボッ!」と足首近くまで漬りそうになるから困ったものです(^_^;)
で、とりあえず、FEEDERあたりまでは自由に過ごそうと思い、恒例のもち豚&ビール、タイ焼きそばあたりを食べながら、行き当たりばったりでアーティストを見ます。
朝一のステージにふさわしい、ハイテンションな演奏でした。
・RINGO DEATHSTARR
マイブラの伝統を引き継いでます。
やっぱり、ベースが女性なのもお約束なんでしょうか?(笑)
オシャレな感じ。まだ洗練されてない感じが惜しい。
王道的なPOPな曲があればもっとブレイクするかも。
反原発の歌の件もあって、今年の目玉の1つとなっていた斉藤和義。
ここで事件が発生!
アコースティック専用のアヴァロンステージに人が溢れて入場規制です。
こんな人だかりのアヴァロンは見たことがない!結局、ステージ後方から演奏の音だけを聴いて、泣く泣く撤収。これはメインステージに割り振ってもよかったのにと、主催者にお願いしたいところ。
・NO AGE
ドラム&ギターの2人編成。あれ? ドラマーがメインVo.とは驚きです。
なんとなんと、Nirvanaの「Breed」を演りました!
一気に、テンションMAXですよ。しかも、オルタナ/グランジの申し子であるFEEDERによるカバー。まるで、Nirvanaがいるかのような演奏!フジロックのグリーンステージにカート・コバーンの姿を見た人は、僕だけじゃないはず。きっと。
夕方の曇り空。
雨が上がって、涼しい風が緑の中から、ステージに向かって吹きます。
まさに、MOGWAIの世界観にピッタリなシチュエーション。
水墨画の世界というか、白黒の世界と言うか。
静(=白)と動(=黒)という、両極端なコントラストを
MOGWAIから感じるわけですよ。これが曇り空に合っているのです。
新曲中心のセットリストでしたが、ラストの1曲前には、
MOGWAI史上最も泣ける曲「Mogwai Fear Satan」を演りました!
聴きたかった! これが聴けただけでも大満足です。
静寂から爆音に切り替わる瞬間はいつ聴いても鳥肌モノ。
ノイズや轟音が美しいと感じ、こんなに泣ける曲は他にありません。
最後は、縦ノリの「Glasgowmega-snake」でフィニッシュ!
そして、待ちに待った、YMOとケミカル・ブラザーズが登場するわけです。