【フジロック】フジロック '12 初日7/27(金)
雨降って当たり前。曇りで普通。晴れれば天国。
足首が泥の沼に突っ込む。ザァザァと雨に打たれる。
これがいつものフジロックの姿。
しかし――今年の苗場スキー場は何と、灼熱の日差し。
青空と乾いた大地の中で、砂埃がモクモクと舞い、
ギラギラとした太陽が照りつける。身が焦げる。
(いい意味で)こんなはずじゃなかった――。
FUJI ROCK FESTIVAL '12@苗場スキー場。
今年は久しぶりに、3日間通しで行ってきました。
以下、チラ見含めて、観たアーティストの履歴。
THE TROJANS
ハンバートハンバート× COOL WISE MAN
GOSSIP
BEADY EYE
初日の目当ては何と言っても、THE STONE ROSES。
イアン・ブラウン(Vo.)とジョン・スクワイア(g)の悲しくも切ない確執
(お互いがメディアを通じて批判しあったりね)が解け、
17年ぶりの再来日です。これを見ずして、UKロックは語れないと。
出発は例年通り、朝イチの上越新幹線。東京駅7時発で越後湯沢駅へ。
シャトルバスに乗って会場に着き、リストバンド交換が終わった頃にはすでに11時に。これまた例年通りに、着いたらすぐ、越後のもち豚とビールで乾杯します。
冒頭でも言ったように、会場は炎天下。これは非常に珍しい。
いつもなら晴れても風が涼しいのに。今年はとても暑い。
初日は体力があるということで、会場奥地まで、まず歩いてみる。
途中には、笹塚ボウル提供のミニボーリング場があったり、
カフェドパリというステージでポールダンスがあったり、まったりした時間を過ごします。
この日のMVPはチャットモンチー。
二人体制になった後、「二人にしかできない音」を突き詰めている。
お互いが楽器(ベース、ドラム、キーボード)を曲ごとに入れ替える。すごい。
三人体制の「ロッキンオン系ガールズバンド」という域を脱してるよなぁ。
トリ前のBEADY EYE。公言通り、オアシスの曲を解禁。
「Rock 'N' Roll Star」「Morning Glory」で大盛り上がり。
ただ、リアム・ギャラガー(Vo.)の声が少し不調に聞こえたかも。
いや、いつもあんな感じかな?
そして、THE STONE ROSES。
モッシュピット内は人の山です。
演奏や楽曲うんぬんよりも、この4人がステージに立つことに意味がある。
割れんばかりの大歓声。日本のROCK史に、確実に1ページが刻まれました。
見どころは、イアン・ブラウンの不安定な歌と、ジョン・スクワイアの超絶ギターと、マニのグルーヴィーなベースと、レニのグルーヴィーなドラム。
おや? イアン・ブラウンの歌が(予想よりも)安定してるぞ?(笑)
ジョン・スクワイアのギターテクは引き出しが多い。
マニのベースはプライマル・スクリーム時代からずっと好き。安定感抜群。
レニのドラムは(予想よりも)軽かったかな。でも、この人がいなきゃローゼズではない。
セットリストも予想通り、
「I Wanna Be Adored」で始まり「I am The Resurrection」で終了。
「I am The Resurrection」はジャンプ&大合唱してしまいました(笑)
最後、メンバーが抱き合うシーンは今年のフジロックのハイライトですね。
宿は、越後湯沢方面のホテルを確保。半年前から予約していたのですよ。
ただ。越後湯沢方面行のシャトルバスが大行列で2時間半以上かかった。
疲れた体でこれは非常に、非常にきつい。
本当にきつい。眠い。体が痛い。体力の限界の限界。
2日目以降は改善されていましたが、これは要検討課題かと。
結局、宿に帰ってきたのは午前3時。
眠りについたのは午前4時でした…orz。
二日目、三日目のレポはまた後日。