Works 更新ブログ 松田真理(まつだしんり) Since 2006

制作に携わった記事の一部をご紹介しています (その他、エンタメ雑記など)

【フジロック】フジロック '12 初日7/27(金)

 

雨降って当たり前。曇りで普通。晴れれば天国。

足首が泥の沼に突っ込む。ザァザァと雨に打たれる。

これがいつものフジロックの姿。

しかし――今年の苗場スキー場は何と、灼熱の日差し。

青空と乾いた大地の中で、砂埃がモクモクと舞い、

ギラギラとした太陽が照りつける。身が焦げる。

(いい意味で)こんなはずじゃなかった――。

FUJI ROCK FESTIVAL '12@苗場スキー場。

今年は久しぶりに、3日間通しで行ってきました。

以下、チラ見含めて、観たアーティストの履歴。

THE BACK HORN

COBRA

THE TROJANS

mouse on the keys

ハンバートハンバート× COOL WISE MAN

チャットモンチー

The Birthday

BOOM BOOM SATELLITES

GOSSIP

BEADY EYE

THE STONE ROSES

初日の目当ては何と言っても、THE STONE ROSES

イアン・ブラウン(Vo.)とジョン・スクワイア(g)の悲しくも切ない確執

(お互いがメディアを通じて批判しあったりね)が解け、

17年ぶりの再来日です。これを見ずして、UKロックは語れないと。

出発は例年通り、朝イチの上越新幹線。東京駅7時発で越後湯沢駅へ。

シャトルバスに乗って会場に着き、リストバンド交換が終わった頃にはすでに11時に。これまた例年通りに、着いたらすぐ、越後のもち豚とビールで乾杯します。

 

冒頭でも言ったように、会場は炎天下。これは非常に珍しい。

いつもなら晴れても風が涼しいのに。今年はとても暑い。

初日は体力があるということで、会場奥地まで、まず歩いてみる。

途中には、笹塚ボウル提供のミニボーリング場があったり、

カフェドパリというステージでポールダンスがあったり、まったりした時間を過ごします。

この日のMVPはチャットモンチー

二人体制になった後、「二人にしかできない音」を突き詰めている。

お互いが楽器(ベース、ドラム、キーボード)を曲ごとに入れ替える。すごい。

三人体制の「ロッキンオン系ガールズバンド」という域を脱してるよなぁ。

トリ前のBEADY EYE。公言通り、オアシスの曲を解禁。

「Rock 'N' Roll Star」「Morning Glory」で大盛り上がり。

ただ、リアム・ギャラガー(Vo.)の声が少し不調に聞こえたかも。

いや、いつもあんな感じかな?

そして、THE STONE ROSES

モッシュピット内は人の山です。

演奏や楽曲うんぬんよりも、この4人がステージに立つことに意味がある。

割れんばかりの大歓声。日本のROCK史に、確実に1ページが刻まれました。

見どころは、イアン・ブラウンの不安定な歌と、ジョン・スクワイアの超絶ギターと、マニのグルーヴィーなベースと、レニのグルーヴィーなドラム。

おや? イアン・ブラウンの歌が(予想よりも)安定してるぞ?(笑)

ジョン・スクワイアのギターテクは引き出しが多い。

マニのベースはプライマル・スクリーム時代からずっと好き。安定感抜群。

レニのドラムは(予想よりも)軽かったかな。でも、この人がいなきゃローゼズではない。

セットリストも予想通り、

「I Wanna Be Adored」で始まり「I am The Resurrection」で終了。

「I am The Resurrection」はジャンプ&大合唱してしまいました(笑)

最後、メンバーが抱き合うシーンは今年のフジロックのハイライトですね。

宿は、越後湯沢方面のホテルを確保。半年前から予約していたのですよ。

ただ。越後湯沢方面行のシャトルバスが大行列で2時間半以上かかった。

疲れた体でこれは非常に、非常にきつい。

本当にきつい。眠い。体が痛い。体力の限界の限界。

2日目以降は改善されていましたが、これは要検討課題かと。

結局、宿に帰ってきたのは午前3時。

眠りについたのは午前4時でした…orz。

二日目、三日目のレポはまた後日。