Works 更新ブログ 松田真理(まつだしんり) Since 2006

制作に携わった記事の一部をご紹介しています (その他、エンタメ雑記など)

【フジロック】フジロック '12 二日目7/28(土)

 

フジロック二日目。

この日はお目当てのアーティストがほとんどいませんでした。

「二日目のメンツ微妙だな~」「見るものないな~」「いっそ、温泉でも入ろっか?」

そんな思いもチラホラと。

しかし、結果から言うと、まったく真逆の結果に。

フジロック二日目、最高!」

「やばい。今日すごい楽しかった!」

フジロックの醍醐味を最も味わえたのが、この二日目でした。

いったいどういうことでしょうか?

以下、チラ見含めて、観たアーティストの履歴。

伊藤ふみお

LINDIGO

星野源

CLOUD NOTHINGS

アトミック・カフェトーク津田大介 加藤登紀子 佐藤タイジ ピーター・バラカン 他)

アトミック・カフェ加藤登紀子 Guest:佐藤タイジ

麗蘭

ROVO

THE SPECIALS

SAKANACTION

JUSTICE

フィールド・オブ・ヘヴントップの伊藤ふみお。そう、KEMURIのVo.です。

スカパンクながら大人の雰囲気。おなじみのTHE SPECIALS「Monkey Man」もカバー。

そして、KEMURI「Ato- Ichinen」で最高潮!いい一日になりそうな予感。

この日の隠れMVPがLINDIGO。

まったくノーマークでしたが、アフリカンビートがすごい。

しかも打ち込みで同期もしているので、あたかもUnderWorldを思わせる。

体がうずく。人が集まる、集まる。最後には、ステージ周辺が人だかりで大盛り上がり。

これだから、フジロックは侮れない。

星野源は、人多過ぎ!

フィールド・オブ・ヘヴンから抜けるのに30分近くかかりました。

アトミック・カフェトークでは、津田大介氏の司会で反原発についてのトーク

その後のライブ。加藤登紀子ことオトキさんの超ストレートな反原発ソングが印象的。

「♪さようなら原発。あなたとはもう、終わりにしましょう」という失恋ソング調だけど、

メッセージ性の強い歌詞。佐藤タイジとのコラボ曲も素晴らしいビートでした。

グリーンステージのTHE SPECIALSは後方から観覧。

ここでももちろん「Monkey Man」が。一日に二回も「♪アイヤイヤー!アイヤイヤー!」です。

あとは、モヤさまのBGM(ダラダラ歩くシーン)で使われているローテンポの曲もあったかな?

そして、SAKANACTION。ホワイトステージは人だかりで入れない。超人気。

ほぼ入場規制状態。ステージエリア手前の橋から人が流れない。埋まっている。

なので、思い切って、近くの屋台で日本酒とモツ煮込みを購入。

ステージ後方の木陰から鑑賞します。こりゃ気持ちがいい。

レーザービームがビュンビュン飛ぶ。照明もいい。音響のバランスもいい。

SAKANACTIONはあまり詳しくないけど、知ってる曲も多かった!すごいわ。

大トリは、OASISの元ギタリスト兼ボーカリストNOEL GALLAGHERと迷いましたが、

ホワイトステージのJUSTICEを選択。あの中田ヤスタカもお気に入りのハウス系ユニットです。

 

これが超、超、超ド迫力。大当たり。

去年のTHE CHEMICAL BROTHERを彷彿とさせる。

ケミカルやダフトパンクよりも、もっと原始的なハウスの音が体中を激しく震わせる。

大音量を超えた爆音。攻撃的なビート。いわゆる「バキバキ」系の音楽です。

これを夜22~23時に夏の野外で聴く――どのような雰囲気か想像に難くないでしょう。

このように、何気なく会場を歩いてふらっとアーティストを楽しめるのがフジロックの醍醐味。

この後の三日目のように、目当てのバンドに標準を合わせると、自由が利かなくなります。

目当てがなかったからこそ、二日目は大・大・大満足だったのでしょうね。

二日目も同じホテルに帰宿。

シャトルバスは改善されたようで、初日の半分以上に待ち時間が短縮されました。

RADIOHEAD井上陽水が登場した三日目は次回!