【フジロック】フジロック '12 二日目7/28(土)
フジロック二日目。
この日はお目当てのアーティストがほとんどいませんでした。
「二日目のメンツ微妙だな~」「見るものないな~」「いっそ、温泉でも入ろっか?」
そんな思いもチラホラと。
しかし、結果から言うと、まったく真逆の結果に。
「フジロック二日目、最高!」
「やばい。今日すごい楽しかった!」
フジロックの醍醐味を最も味わえたのが、この二日目でした。
いったいどういうことでしょうか?
以下、チラ見含めて、観たアーティストの履歴。
LINDIGO
アトミック・カフェ・トーク(津田大介 加藤登紀子 佐藤タイジ ピーター・バラカン 他)
SAKANACTION
JUSTICE
フィールド・オブ・ヘヴントップの伊藤ふみお。そう、KEMURIのVo.です。
スカパンクながら大人の雰囲気。おなじみのTHE SPECIALS「Monkey Man」もカバー。
そして、KEMURI「Ato- Ichinen」で最高潮!いい一日になりそうな予感。
この日の隠れMVPがLINDIGO。
まったくノーマークでしたが、アフリカンビートがすごい。
しかも打ち込みで同期もしているので、あたかもUnderWorldを思わせる。
体がうずく。人が集まる、集まる。最後には、ステージ周辺が人だかりで大盛り上がり。
これだから、フジロックは侮れない。
星野源は、人多過ぎ!
フィールド・オブ・ヘヴンから抜けるのに30分近くかかりました。
アトミック・カフェ・トークでは、津田大介氏の司会で反原発についてのトーク。
その後のライブ。加藤登紀子ことオトキさんの超ストレートな反原発ソングが印象的。
「♪さようなら原発。あなたとはもう、終わりにしましょう」という失恋ソング調だけど、
メッセージ性の強い歌詞。佐藤タイジとのコラボ曲も素晴らしいビートでした。
グリーンステージのTHE SPECIALSは後方から観覧。
ここでももちろん「Monkey Man」が。一日に二回も「♪アイヤイヤー!アイヤイヤー!」です。
あとは、モヤさまのBGM(ダラダラ歩くシーン)で使われているローテンポの曲もあったかな?
そして、SAKANACTION。ホワイトステージは人だかりで入れない。超人気。
ほぼ入場規制状態。ステージエリア手前の橋から人が流れない。埋まっている。
なので、思い切って、近くの屋台で日本酒とモツ煮込みを購入。
ステージ後方の木陰から鑑賞します。こりゃ気持ちがいい。
レーザービームがビュンビュン飛ぶ。照明もいい。音響のバランスもいい。
SAKANACTIONはあまり詳しくないけど、知ってる曲も多かった!すごいわ。
大トリは、OASISの元ギタリスト兼ボーカリストNOEL GALLAGHERと迷いましたが、
ホワイトステージのJUSTICEを選択。あの中田ヤスタカもお気に入りのハウス系ユニットです。
これが超、超、超ド迫力。大当たり。
去年のTHE CHEMICAL BROTHERを彷彿とさせる。
ケミカルやダフトパンクよりも、もっと原始的なハウスの音が体中を激しく震わせる。
大音量を超えた爆音。攻撃的なビート。いわゆる「バキバキ」系の音楽です。
これを夜22~23時に夏の野外で聴く――どのような雰囲気か想像に難くないでしょう。
このように、何気なく会場を歩いてふらっとアーティストを楽しめるのがフジロックの醍醐味。
この後の三日目のように、目当てのバンドに標準を合わせると、自由が利かなくなります。
目当てがなかったからこそ、二日目は大・大・大満足だったのでしょうね。
二日目も同じホテルに帰宿。
シャトルバスは改善されたようで、初日の半分以上に待ち時間が短縮されました。